ニキビ(ざ瘡)のイメージ画像

顔面にできる通常のニキビは尋常性ざ瘡と呼ばれます。病名は同じでも思春期にできるものと成人のものではその成因が異なります。

思春期のニキビはホルモン分泌増加による皮脂過剰による毛穴の詰まりが主な原因です。特に額や鼻などの皮脂の分泌の多いいわゆるTゾーンにできることが多いです。化膿すると傷跡(ざ瘡瘢痕:あばた)を残すので、早急なメンテナンスが必要です。

大人のニキビは女性に好発します。社会人となって毎日化粧をするようになるとできることが多く、加齢とともに皮膚が乾燥することも一因とされています。ファンデーションなどの化粧品を落とすときのオイルクレンジング、ダブル洗顔は皮膚を乾燥させ、ここに乳液、クリームなどのオイルを外用することも一因と考えられます。

治療法

化粧法指導(軽症~重症)

前述のように化粧習慣から悪化している可能性があります。正しいスキンケアの方法を導入することで驚くほどニキビが良くなることはしばしば経験します。
※無料
※化粧品サンプルお渡し

外用療法(軽症~重症まで使用可能)

1.アダパレン、過酸化ベンゾイル、配合剤(アダパレン+過酸化ベンゾイル)など

ニキビ(ざ瘡)の商品画像

毛穴の詰まりを改善させることにより効果を発揮します。ニキビができる部分に広範囲に外用します。改善した後も予防的に継続することが重要です。副作用として皮膚の乾燥、赤み、かゆみ、かぶれがあるので、使用に際しては医師の注意をよく聞いてください。
※保険適応

2.アゼライン酸クリーム

ニキビ(ざ瘡)の商品画像

上記の薬剤が副作用で使用しづらい場合の選択肢になります。本邦では酒さを改善させる化粧品として販売されているものを、当院ではニキビ治療目的にも使用しています。
※自費診療
※15g 2,200円(化粧品としてのお値段です)

3.外用抗生物質(クリンダマイシン、ナジフロキサシン、オゼノキサシンなど)

ニキビ(ざ瘡)の商品画像

赤いニキビや化膿したニキビにピンポイントに外用します。1.の外用薬と併用して使用することが多いです。
※保険適応

4.ビタミンCローション

ニキビ(ざ瘡)の商品画像

ニキビの炎症を抑え、過剰な皮脂の産生を抑制する効果が期待できます。アダパレンや過酸化ベンゾイルと併用して化粧水代わりに使用します。
※自費診療
※30ml 5,500円

内服抗生物質(中等症~重症)

ビブラマイシン、ミノマイシンなどを使用することが多いですが、長期にわたって使用することはお勧めできません。
※保険適応

低用量ピル(中等症~重症:女性のみ)

ニキビを悪化させる男性ホルモンの産生を抑制することにより効果を発揮します。生理前に悪化する方が良い適応です。副作用としては吐き気、頭痛が内服初期に起こることがあります。長期内服で静脈血栓症、脳卒中、発がんなどのリスクがありますので、通常6か月程度を1コースとして使用します。定期的な血液検査(d-dimerなど)をお勧めします。高血圧、高脂血症、糖尿病などのリスクファクターがある方にはお勧めできません。また、乳癌や子宮がんなど女性ホルモン依存性の悪性腫瘍の既往がある方にもお勧めできません。当院では月経困難症がある方にはヤーズを処方します(保険適応)。月経困難症がない場合は自費診療となります。

イソトレチノイン内服(中等症~重症)

ニキビ(ざ瘡)の商品画像

イソトレチノインはビタミンAの誘導体の一種で、毛穴の角化と皮脂分泌を抑制することによって効果を発揮します。大変治療効果の高い方法ですが、原則的に18歳未満の方には使用できません。当院では重症度によっては16歳以上であれば保護者の同意のもと使用を考慮することがあります。6ヵ月を1コースとしています。副作用として肌の乾燥、口唇の乾燥、肝障害などがあり、定期的な血液検査が必要です。催奇形性がありますので内服中の避妊は必須です。
※自費診療
※初診料 5,500円、再診料 2,200円 薬代30日分:18,700円

ステロイド内服(重症:劇症型)

ときに急激に症状が悪化する劇症型のニキビに遭遇することがあります。この場合、短期間で瘢痕をつくってしまいますので、早急に炎症を取る必要があり、このような場合に限ってステロイドの内服を使用することがあります。長期にわたって内服すると副作用の問題が起きてきますので、徐々に減量していきますが、抗生物質内服やイソトレチノインの内服を併用しながら中止に導きます。
※保険適応

ステロイド局注療法(中等症~重症)

大きな結節になってしまったニキビに対して行います。副作用として陥没することがありますが数か月で元に戻ります。
※自費診療
※3,300円

漢方薬(軽症~重症まで使用可能)

一般的な治療が合わない場合の代替治療という位置づけです。症状に合わせて以下のような選択をしています。

  • 浅いざ瘡:十味敗毒湯
  • 深いざ瘡:荊芥連翹湯
  • 皮脂分泌が多く赤みが強いざ瘡:桂枝茯苓丸
  • 化膿を伴うニキビ:排膿散及湯、黄連解毒湯
  • 便秘を伴うニキビ:大黄甘草湯
  • 生理不順を伴うニキビ:桂枝茯苓丸加薏苡仁

面皰圧出(軽症~中等症)

角質がたまった黒ニキビや化膿したニキビを特殊な器具で圧迫排出する方法です。根本的な治療ではなく、傷跡になってしまうこともあることから最近ではあまり行われなくなってきました。
※保険適応

ピーリング(軽症~中等症)

酸性の薬剤で古い角質を化学的に剥離し、効果を発揮する方法です。他の治療法と併用して行います。効果は一時的なので、結婚式前などの必要時に短期間に限って施術します。肌の状態に合わせて使用する薬剤を選択します。
※要予約、自費診療

サリチル酸=ドクターピーリング

脂性肌、混合肌の方におすすめです。脂溶性の薬剤のため、皮脂による毛穴詰まりや黒ずみ、ザラザラ感などが気になるニキビの改善に効果が期待できます。
角質内にとどまる性質があるため、敏感肌の方にも使用できるピーリング剤です。

グリコール酸=ケミカルピーリング

乾燥を伴うニキビ、ニキビ跡、くすみ肌の方におすすめです。水溶性で分子量の小さい薬剤のため、浸透力が高く皮膚の深層まで届き、皮膚のコラーゲンやエラスチンを増やし、肌の弾力アップの効果も期待できます。 赤ニキビや白ニキビの改善に加え、肌のトーンアップや色むらの改善、なめらかな質感の肌を目指したい方にも効果的です。

院長名
樋口 恵理
日本皮膚科学会認定専門医
診療内容
一般皮膚科、アトピー性皮膚炎外来、皮膚腫瘍外来、脱毛症外来、爪外来、乾癬・掌蹠膿疱症外来、真菌外来、ニキビ
TEL
03-3352-0785
住所
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-14-5 新宿KMビル501

2021年12月に移転いたしました

アクセス
丸ノ内線「新宿御苑前駅」徒歩1分
丸ノ内線・副都心線「新宿三丁目駅」徒歩10分
診療時間 月 火 水 木 金 土 日祝
10:30~12:30 ● / ● / ● ▲ 10:00〜12:30 第4土曜は休診 /
14:30~19:00 ● ■ 18:00まで ● / ■ 18:00まで / /
診療時間 月 火 水 木 金 土

午前

10:30
~
12:30

土
10:00
~
12:30

院長 休診 院長 休診 金田 第1.2.3.5入澤脱毛症
シミ/ニキビ
爪/フットケア
第2原田脱毛症
シミ/ニキビ
爪/フットケア
第1若井
第4休診

午後

月・水
14:30
~
19:00

火・金
14:30
~
18:00

入澤脱毛症
シミ/ニキビ
爪/フットケア
院長 第1.3院長 休診 金田 休診
第3堀14:30~16:30
美容
第2.4.5原田脱毛症
シミ/ニキビ
爪/フットケア
第2.4.5入澤脱毛症
シミ/ニキビ
爪/フットケア
<医師専門分野>
院⻑(樋⼝):アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、イボ/ウオノメ
⼊澤 亮吉:⽪膚外科、脱⽑症、⽖・フットケア、シミ・ニキビ
原⽥ 和俊:皮膚腫瘍(ホクロ外来)、爪総合外来(真菌/水虫から巻き爪まで)、脱毛症
堀 綾:内科専⾨医「⼥性の⾝体と美容」
若井 英恵:形成外科手術
診療日当日の予約と土曜日は予約を受けておりません。
なお、手術と美容外来は完全予約制で行っております。