爪の矯正に加え、足・爪など足の痛み・変形でお悩みの方に…
巻き爪その名のごとく爪が内側に撒いている状態であり、痛みを伴うことがあります。陥入爪は爪の側縁が皮膚の中に刺さっている状態で炎症と強い痛みを伴います。生まれつきの形態異常の場合もありますが、多くは外傷や環境など後天的なものです。原因としてきつい尖った靴、長時間歩行やスポーツ、深爪などが多くみられます。
治療法
テープ法(保険適応)
爪の周りの皮膚に痛みが出ないように補助テープを貼ることによって痛みを緩和します。ほとんどの患者さんはこの方法で改善させることができます。
フェノール法=陥入法術(保険適応)
巻いている爪の部分を生えないように化学処理をする治療法です。短期間で治りますが、爪が小さくなってしまいますので最近はあまりやっていません。急いで治したい人向け。
ガター法・アクリル人工爪(自費診療)
爪を切り込んでしまい、爪の辺縁に肉芽ができてしまった場合に補助的に行う方法です。テープ法で改善が難しい場合に行います。爪が伸びて肉芽がなくなってからさらにワイヤー法を行うといっそう具合が良くなります。
ワイヤー法(自費診療)
巻いた爪に形状記憶ワイヤーを装着して徐々に爪を平らにしていきます。2~3ヶ月に一度装着しなおして6ヶ月ほどで平坦になります。フェノール法のように爪が小さくならず自然な爪になりますが、時間がかかるのがデメリットです。また、爪が短い場合や端を切り込んでしまっている時は装着できないのでテープ法などの方法で爪が伸びるのを待ちます。
インベントワイヤー(VHO)法(自費診療)
ドイツで考案され、ワイヤー法に比べ、爪が短くても取り付けられることが特徴です。爪の中ほどにワイヤーをかけるので1回の施術で長期間維持できる矯正法です。
巻き爪ブロック(自費診療)
ワイヤー法やイベントワイヤー法で平坦化した爪は、ワイヤーをやめると短期間で再度巻きはじめることがほとんどです。当科ではワイヤー終了後しばらく安価なこの「巻き爪ブロック」を使用して爪にくせをつけさせるようにしています。
巻き爪マイスター(自費診療)
コイルばねに内蔵された超弾性合金ワイヤの弾性力によって、矯正具を装着している間に爪のわん曲が徐々に矯正されます。リネイルゲルとの併用で効果が増強します。
リネイルゲル(自費診療)
巻き爪マイスターや形状記憶ワイヤーを装着した爪に24時間塗布することによって、爪を軟らかくして矯正効果を高めます。さらに平坦化した爪はリネイルゲルのストレートパーマ様効果によって、矯正具をはずしてもその形状をしばらく保つことが可能です。
自費診療料金表
- 自費初診料
- 5,500円
- 自費再診料
- 1,650円
施術料金表
- ガター法
- 5,500円
- アクリル人工爪
- 5,500円
- ワイヤー法
- 1本目 6,600円
2本目 4,400円 - インベントワイヤー法
- 1本目 16,500円
2本目 13,200円 - 巻き爪ブロック
- 2,750円~3,630円
- 巻き爪マイスター法
- 6,600円
- リネイルゲル
- 6,600円
- 全て税込価格です。
- 診察日は毎週(月)の午後、第2,4,5(水)の午後、土曜の午前です。
爪外来の担当医にご相談ください。